ボカロPのshadeさんとは何者?何があった?話題になっている理由について解説

現在Xで話題になっているボカロPのshadeさんとは誰なのか、shadeさんについて何があったのか、なぜ炎上しているのかについて時系列順に解説していきます。

目次

そもそもshadeさんとは誰?

shade(シェード)さんは、2023年6月からボカロPとして活動しているクリエイターで、20歳という若さでありながら、作曲・作詞・編曲を一手に担い、短期間で多くの注目を集めています。

shadeさんの楽曲はダークな世界観が大きな魅力となっていて、代表作には「anti」「yada」「E/N/D」などがあります。

shadeさんは何があったのか

7月22日の投稿でツユの楽曲削除騒動の画像を模倣

始まりは2025年7月22日、ぷすさんによる音楽ユニット「ツユ」の楽曲削除騒動の画像を模倣したポストを公開し、全楽曲の動画を削除することを発表しました。理由として、自分が作りたいものを作っても特定の流行に追従しなければ注目されないボカロ界に疑問を抱いたとしています。

この発表に対するSNS上の反応は多岐にわたりました。まず、突然の引退発表に驚く声が多数見られました。特に、有名なボカロPであるぷすさんの過去の投稿と同様の形式で発表されたため、最初は別のアーティストの件と混同する人も少なくありませんでした。

また、shadeさんのファンからは、急な引退発表に対する惜しむ声が数多く上がりました。曲を評価していたリスナーからは、今後新作が聴けなくなることへの残念な気持ちを表す反応が目立ちました。加えて、他のアーティストの投稿を模倣した発表方法についても、その是非を巡って様々な議論が交わされました。

7月30日追記:Xのポストが7月22/23/24含め3つとも消えています。

7月23日の投稿でボカロ業界への批判を行う

次の日にshadeさんは、今回の投稿で「現在のボカロ業界は健全ではない」との意見を表明し、ボカロ業界の現状について自身の見解を述べました。

「動画に多額の予算を投じ、重音テトをダンスさせる制作手法が、本当に正しい方向性なのか?」

「AI生成の画像を用いてボーカロイド作品を創作することが、なぜ許されないのか?」

とのようなことを述べて「特定のキャラクターにダンスをさせたネタ要素の強い楽曲でなければ注目されない、という状況は誤っている」と指摘して、昨今のアニメーションが重視されるという傾向があるボカロ業界や、柊マグネタイトさんの「テトリス」を風刺するような投稿をしました。

前日の引退発表に続く業界批判の投稿には、shadeさんが指摘した「流行に追従しなければ注目されない」というボカロ業界の現状については、SNS上で賛否両論となりました。現在の業界動向に共感を示す声がある一方で、ボカロ業界の多様性や創作の自由度を評価する意見も多く見受けられました。

また、批判的な内容をSNSで直接発信するのではなく、楽曲として表現することでより建設的なメッセージになったのではないかという提案もありました。shadeさんの音楽的才能は認めつつも、今回の発言については複雑な感情を抱くファンの声も多く確認できました。

7月24日の投稿で新曲の予告を発表

その次の日の24日には以前の投稿で厳しい言葉を用いて業界を批評していたshadeさんですが、今回の告知では「実はボーカロイドを心から深く愛している」と明かしました。そして、「一時の流行や時代に縛られない、純粋な気持ちで向き合った作品を、最後に届けたい」と述べ、自身の創作活動の集大成となる楽曲への意気込みを語りました。
この最終楽曲を通じて「かつての輝きをもう一度呼び起こす」という強い願いを込めているようです。

shadeさんの過去のポスト

x.com/shade9996/status/1928121651125698688
x.com/shade9996/status/1936740952888254495

shadeさんの過去のポストでは、「必ず有名になりたい」「次の曲で残りの人生を変えていく」と言った意気込みが投稿されていました。真剣に楽曲制作に取り組んで曲を出しても中々有名になれないことからこのような今回の投稿で話題作りをしたのではないか、という見方もあります。

また、こうした注目を集める手法について賛否両論の声が上がっているのも事実です。一方で批判的な意見がある反面、実際に多くの人の関心を集めることができたという結果を評価する声もあります。

今回の騒動について、いろいろな見方があります。最近の音楽業界では、良い曲を作るだけでは注目してもらうのが難しい場合が多いと言われています。shadeさんの場合も、思うように知名度が上がらない状況があったのかもしれません。

音楽を作る人たちは、作品の質と話題性の両方を考える必要がある時代になってきているようです。特にボカロ界のように競争が激しいとされる分野では、いくら良い曲を作っても、それだけでは多くの人に聞いてもらえないという声もあります。

shadeさんが予告している最後の曲がどんな内容になるのか、そして今回の出来事がどのような影響を与えるのか、ボカロ業界の今後についても様々な議論が生まれる可能性がありますね。

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